茜さす校舎の影 見つからないはずの青春の端っこに 少し触れたかも けどすぐ消えちゃうかも 君が笑いかけてくれることも きれいだね 奇跡って呼んでいいかな こんな日々が好きだよ 好きだよ 好きだよ だってずっと続くわけじゃないから 抱きしめるの 子供から ちょっと踏み出した春の日に 進め 進め 進め 一歩ずつ 今かすかでたしかな風が吹く せめて僕と君の間は 世界が少し色づきますように どんなキャンバスを描くかな どんな未来になるかな わからないけど信じてみたいな 笑顔で手を振ったらきっと じゃあまたねと言えたら 明日が少し楽しみになるね 季節の速さに沿って 言葉重ねる僕ら どうか、どうか、 幸せでありますように…だね! 歌うような蝉時雨と 道路に化粧する粉雪を行き来して 少し背が伸びたね 髪型も似合うね 今の君が一番素敵さ これがもし 形がなくなって消えちゃったら 嫌だよ 嫌だよ 嫌だよ だってずっと続くわけじゃないのに 何言ってんだろ? わがままもちゃんと 認めてあげたいから 僕と君と本音を さあ交わそうよ どうしたって すれ違うことはあるけど それも愛せるでしょ だから強がらなくていいよ 無理しなくていいよ つまらない嘘はやめにしよう 心のあたたかさを聞いて あたたかな思い出が欲しくなるから 声をかけちゃうよ 「僕はこう思うんだ 君も聞かせてよ」 桜が踊って 僕らを見送って かすかだけど たしかな未来へ ちょっと寂しいよ けど平気だよ 幸せに手を伸ばすから そうだ 僕と君の間の幸せに! 心は、繋がっていて。 大切だよ ねえ、聞こえたかな? 大切だよ だから じゃあまたねと言えたら 明日がもっと楽しみになるね 季節の速さに沿って 言葉重ねよう 心は、繋がっていて。 どうか、どうか、どうか…どうか! どうか、どうか、どうか、 幸せでありますように…だね!