それは穏やかな様で とても激しい流れ 私だけが取り残されて 全てが変わって行く 幾千の出会いを繰り返してみても 心を埋める事が 出来ないままで過ごしてる 恋しくて 恋しくて 鳴き叫べど二度と キミに届かない 戻りたい 戻れない 掻き集めた砂は 指の隙間をすり抜けて行く ほんの僅かな距離で 人はすれ違うなら 繋ぎ止める糸を信じた 私が悪いでしょう? 眠っても覚めても そこにある蜃気楼 ノイズの掛かった 古い映画みたいに浮かんでる 会いたくて 会いたくて 願い続けながら 今日を生きるの 忘れない?忘れたい? 幸せな時間は 鮮やかなほど胸を刺すの 交わした気持ちも あの涙も まるで泡の様に消えて 水面に浮かんだ月みたいに 二度と触れられない 風が吹くその度に 崩れてしまう様な儚い恋は どれほどの価値なのか 去り行く人は皆 知っているんだろう 恋しくて 恋しくて 鳴き叫べど二度と キミに届かない 戻りたい 戻れない 掻き集めた砂は 指の隙間をすり抜けて行く