遠い記憶を辿れば 夕暮れ走る 小さな君 抱えきれない不安を 募らせて 家路を急ぐ 足跡だらけの 近道を ただ辿ればいいと 信じていた 息を切らして 森を抜ければ 丘の向こうへ 見上げた坂を 登りきったら 突然広がる世界 猛々(たけだけ)しく空に登る 炎のようにきらめく夢 大地を踏み鳴らし 行け 君だけの旅路をつくれ 弱虫な君は 眠れずに 風の音に怯え 震えていた 木の葉を揺らす 優しい風は 木々をも倒す 凡(すべ)て受け止め 味方にすれば 君の追い風に変わる 心を乱す静寂 嵐のように 激しい夢 空白な地図の上に 君だけの旅路をつくれ 〈♪〉 猛々(たけだけ)しく空に登る 炎のようにきらめく夢 大地を踏み鳴らし 行け 君だけの旅路をつくれ 心を乱す静寂 嵐のように 激しい夢 空白な地図の上に 君だけの旅路をつくれ 君だけの旅路をつくれ