物語の1ページ目は 必ず カラッポから始まるし いつだって日とは冒涜の言葉から 偉業を成した 俗っぽい僕のポエムじゃ 誰の魂も揺さぶらなくって 僕は無知であることを認めた そこが1ページ目 「ひどい世界だ」と呪ったところで 世界が僕だけを 愛してくれるわけじゃない 涙の音は 胸に一瞬で広がった 頑張れと背中を押したのも 頑張らなくていいと 抱いてくれたのも 全てがキミだった 涙ごと人生を奪うような風は キミが叫んだ歌だった どうしたいの? 大丈夫? 優しい誰かの声がする 涙のワケ 説明できてたら そもそも泣いてない いつまでたっても見つからないな 感情のコントローラー それが人なんだろうけど 涙の音は 大人になっても枯れない 誰かに触れるたび溢れる 優しさと痛みをしったからさ 僕は頬を漏らす 泣きたくないと強がるのはやめた キミの声が聴きたい これからも 涙の音が ここちよく染み込んでく 明日はきっともっと 笑えるはずさ 涙の音は その時愛を奏でた 頑張れと背中を押したのも 頑張らなくていいと 抱いてくれたのも いつかのキミだった 涙ごと人生を奪うような風は キミのオトだった キミのオトだった