「俺」だけの何かを どこにもいないあなたにも 見せられるかな いつの間にか舌の根の乾き 言葉に詰まる あの日から 分からないよ あの日から 抱いたまま あなたが残した… 大切なものは 今はもう忘れている こんな「僕」を許してくれ 太陽が眩しくて自己を殺した 新緑の匂いに吐き気がする あるがままでいられないんだ 失ったものしか愛せない「僕」達は 今手の中にあるものを憎んで 生きている 歩き方を忘れて、忘れ方を覚えた だけど目に見えるものだけが 全てではない あの日見たのは 帽子ではなかったんだ 絶対的な縁が欲しくて叫び続ける 今日 「俺」 の声は安全圏から投げる 石ですらないが 今だってこれは、 12のアナグラムですらない それでもなお、 雨ですらない曇天に叫ぶ あの日から 分からないよ あの日から 抱いたまま あなたが残した… 大切なものは 今はもう忘れている こんな「僕」を許してくれ
