海に沈めたピアノみたいだね 潜って揺れる深緑 あの日の音が鳴り響いて 夏が苦手なピエロみたいだね ググって寂れた地下街で ひとり舞いながら懐かしんで 戻れない まだらな夢 体に蔓延る ためらわず消えていくの わかっているけど さたやみになりそうな夜が 耳を見張るから 聴こえないフリができなくて 置き去りなぬるい思い出も 物音なく奪うのさたやみ とぼけたり 抗ったり 体に染み付け 容赦なくぼやけてくの わかっているけど さたやみに慣れそうな夜が 泣くの拒むから 眠れない息ができなくて 置き去りなぬるい思い出も 物音なく奪うのさたやみ 物音なく奪うのさたやみ