一歩進むと貴方も一歩進むから 恋も嵐も吹かない時に どうしてそんなに悲しいこと はじめての詩として書いた夜 踏み込めない言葉が熱を帯び あらわれる度、抱えきれずに なんてこと!だと思わないで もう一人の私、見ている その素直さにブルーが混じる 誤魔化した話をしたい 立ち止まる度、 眩しくて目紛しい生活 重なる文明 優しさだけは 奪わないで 困ってしまうくらい 理由になる 静かに決めたことばかり 特別な指先で教えてよ もう見せても大丈夫なこと 地上区間で手を振って 結んだリボンを解いて 遠くなっていく あの日々を見た 頼りない揺らめきを消して 守られる約束を誓うよ