教室の隅っこ、透明人間みたい 窓の外を眺めて今日もため息 SNSを開けばキラキラした世界 主役はいつだってあの子で、 私はその他大勢 名前もない役職もない、 ただのモブキャラだって 心のどこかで諦めていたんだ 流行りの服も可愛いメイクも 私には似合わないって最初から 決めつけて 本当の気持ちに蓋をして 「これでいいんだ」って 自分に嘘ついてた 前髪を気にして俯いて歩く毎日 変わりたいけど、 変わるのが怖かった でも鏡の奥の私が叫んでる 「このまま終わりたくない!」って 涙で滲んだ瞳で、 ぎゅっと唇を噛んだ 私だって 物語のヒロインになりたい! ガラスの靴なんてなくたっていい この裸足のまま、 未来へ向かって駆け出すんだ 誰かのための「カワイイ」 じゃなくて 私が決める「私」だけのルール! もう俯かない、見てなさい! ここからが 私のシンデレラストーリー! 「どうせ私なんて」 の魔法を解くのは 他の誰でもない、私の勇気 震える手で開いたファッション 雑誌が まるで攻略本に見えたんだ スクロールする指を止めてみた 憧れと 嫉妬でぐちゃぐちゃだったけど 「好き」って気持ちだけは 本物だった だったらもう、 嘘つくのはやめにしよう 似合うかどうかは二の次でいい 私が着たい服を着て、 会いたい自分に会いに行くんだ Yeah! Check it! My revolution! コンプレックスは 伸びしろのサイン! そばかすは夜空のスターライト! 低い背は誰より目線が優しい! ないものねだりより、あるもの磨き 自分だけのカワイイで完全武装! 否定の声はBGMにして いざ出陣!モブキャラの逆襲劇! 「誰かみたいに」じゃなくて 「私らしく」輝く方法を 探しに行くんだ、時間は有限! もう迷ってる暇はない! 私だって 物語のヒロインなんだから! 王子様を待ってるだけなんて 性に合わない この手で未来のドアをこじ 開けるの! 筋書きは私が書き換える 誰かのための「カワイイ」 じゃなくて 私が決める「私」だけのルール! もう俯かない、見てなさい! ここからが 私のシンデレラストーリー! 震える手で引いたアイラインが 少しだけ曲がったって、 それが私らしい 完璧じゃない私を愛せた時 世界が輝きだした気がしたんだ 「なんか雰囲気変わったね」 その一言が 恥ずかしいけど、 飛び上がるほど嬉しい 小さな一歩を笑わないでほしい 私にとっては地球の裏側まで 来たくらいの大冒険 まだ自信は半分こだけど 昨日の私より、 今日の私が好きって思える One more time! No more cry! 人生の脚本家は誰?そう、私! 監督も主演女優も全部、私! バッドエンドのページは破り捨てて 最高のハッピーエンドを描き足す! モブじゃない、主役だ! ライトを浴びる準備はできてる! さあ、幕を開けて! 世界よ、刮目しなさい! 一番星は遅れてやってくる ここから始まる私の伝説 瞬きさえも許さない! 私が物語のヒロインなんだ! ガラスの靴もドレスもいらない 私という存在そのものが輝いてる 誰かのための「カワイイ」 じゃなくて 私が決める「私」だけのルール! もう俯かない、見てなさい! ここからが 私のシンデレラストーリー!
