グラスに注いだ、琥珀の色は まるで二人の、過ぎた日の夢か 「もういいのよ」と、強がるけれど あなたの背中が、遠くなるのね 滲む灯りが、心に沁みる 並んだ肩の、温もりが恋しい 「さよなら」 なんて、言えるはずなく グラスを傾け、時間を止める あなたの言葉の、ひとつひとつが 胸に突き刺さるの どうしてなのよ、 こんなことになるなんて 信じたくない、あなたの冷たさ 言葉足らずの、俺を許して 不器用な愛で、傷つけたのか 振り返るなと、言い聞かせても 君の笑顔が、焼き付いて離れない 別れの酒は、苦くて辛い 二度と戻れない、季節を知るのね せめて今夜は、酔わせてほしい あなたのいない、 明日を生きるために 別れの酒よ、どうか穏やかに 二人の未来を、そっと包んで それぞれの道へ、歩き出す時が来た ありがとう、そして、さよなら
