月は色褪せ貝殻のように笑う 夜明け前の空がもう紫に変わる頃 寄り添うような君と僕の心に 生まれたばかりの恋は 音も無く動きだす やがて溢れ出す光に君は頬染めて 変わりゆく空は刹那に輝く 両手広げて かざした手のひらから こぼれ落ちる 光すくって 始まりの朝 僕らが見つけたもの いつか思い出に変わるまで 抱きしめて 離さないよ <♪> 触れ合う肩の温もりは優しくて 吐く息も白く 君をそっと抱き寄せてみた 霞んだ空と風が引き寄せるように 偶然に出会う二人必然に愛し合う 始まりはいつも ささやかな思いに揺れ 変わりゆく空に思いを重ねて 心開いて 紅く染まる空から 浮かび上がる 光求めて 歩き始めた 僕らの道はいつか 遠い楽園と続いてる 変わりゆく 空の果てに <♪> 流れゆく時は 何もかも変えるけど 君を思う気持ちは変わらないよ 両手広げて かざした手のひらから こぼれ落ちる 光すくって 始まりの朝 僕らが見つけたもの いつか思い出に変わるまで 抱きしめて 離さないよ