Track by折坂悠太
このゲートをくぐる時 振り向けど 私がいたことを誰も知らず 眠りつくは持て余す暗闇を あなたと抱きしめた そんな事も ありえない そう思ったあの時 来るはずない そう思ったこの街で 夢は覚めて 街灯りが君を連れて行く この手に何も残さず遠ざかる 弧を描くライトの点滅に 読みとれた言葉は 「ねむれよ ねむれよ」 ありえない そう思ったあの時 来るはずない そう思ったこの街で 夢は冷めて 街灯りが君を連れて行く この手に何も 何も残さずに 光の点になる