海へ連れ立つあの渡り鳥は 過ぎし春の暖かさを覚えてる 揺れる葉のざわめき 蜜の青い味 急な雨に走る私 空仰ぐあなた 濡れた羽も乾かぬうち はばたけば雲の上に ほらね ごらんよ 夜が明ける ほらね 夜が明ける あなたに あなたに 知らせたいことがあると 時は巡りまた逢うだろう 星々の帰る場所で ほらね 空をごらんよ 夜が明ける ほらね 夜が明ける あなたに あなたに 知らせたい 共にいると ほらね ごらんよ 夜が明ける どうして 夜は明ける あなたに あなたに 聴かせたい歌があると 飛んでゆく 次の春へ