このままどこまでも一緒なんてさ バカだね、 そんなことあるわけないだろう 二人はいつまでも幸せなんてさ バカだな、 そんなことあるわけないでしょう 僕らはまた一つ大人へ踏み出して 綺麗なこと一つ忘れてしまう 明日から見る景色たちは 僕一人だけのものだろう 手を離す二人の間には少し 早い秋風が舞う このまま永遠に歩んで行こう そうだね、 これからはうまくいくでしょう 僕らはまた一つ大人へ踏み出して 本当のこと一つ知り過ぎてしまう 明日君がみる風景は きっと僕のものじゃないのだろう 手を繋いだあの時からは 気づけば季節も回ってた 君がいない右の手の平に 秋風を感じ、遠くを見れば 煽られて舞う木の葉の揺れが 最後の挨拶に見えて僕は 悲しくなった 悲しくなった