追憶さえ

歌詞

呼吸を止めて 耳を塞いだ 自分をただ守るために 息苦しくて 灰を吸い込む 繰り返して蝕まれた 分かってる解ってる 言い聞かせて 哀しむ暇なく時は過ぎる 涙と共に迎えた朝 拭えば拭うほど雨は続く 流れ込む記憶は 消えてくれなくて 剥がれ落ちる夜の帳は 儚く崩れ壊れ枯れていく 揺らぐように 脈打つ鼓動は 止まらず溢れ出す 繰り返す 罪と罰は 笑み浮かべて見つめ合うの 狂おしい欲に溺れて いつになったら笑えるのかと 鏡のなか問いただした 狂ってる燻ってる 視界は脆く 振り向く間もなく 夜に落ちる 意識が薄れる刹那に 差し込む光が眩しくて 懐かしい声が聞こえる 頬を伝う　哀しみは　幸せはどこへ 煙に巻かれて消えた 泡のように 君のように 流れ込む記憶は 消えてくれなくて 剥がれ落ちる夜の帳は 儚く崩れ壊れ枯れて 張り裂けそうな　胸は叫んだ 祈り怒り嘆き愛さえも 全て失くした　後に気づいた 最後からは目を逸らさないように