雨降りの午後は 心をとかしたジンライム 透きとおる歩道に 斜めに飛ばした乗車券 見えない糸をたぐるように 届けられた電話の声に あの頃の君を なぞってしまう たそがれに背を向けて 去れない自分が情けない きりだした方が どうして 雨にうたれてうつむくの 突然のデートに 港を選んだこともある セメントとオイルと 薄荷の臭いがなつかしい よめない謎を ほどくように 夏やせしたねと抱きしめた あの頃のぼくはイージーだった たそがれに背を向けて 去れない自分が情けない きりだした方が どうして 雨にうたれてうつむくの 見えない糸をたぐるように 届けられた電話の声に あの頃の君を なぞってしまう たそがれに背を向けて 去れない自分が情けない きりだした方が どうして 雨にうたれてうつむくの たそがれに背を向けて 去れない自分が情けない きりだした方が どうして 雨にうたれてうつむくの たそがれに背を向けて 去れない自分が情けない きりだした方が どうして 雨にうたれてうつむくの たそがれに背を向けて…