髪を切った あの子は空をにらんだ 屋上のすみ タバコの煙吐いた 雨は止んだ 濡れたまま 寒くなった うずくまって 見ていた猫、そっと鳴いた 「ねぇ、僕は誰よりもきっと 痛いほど人愛せるのに」 泣けないのなら壊して 無理に笑わないで ひとりぼっちを怖がらないで 永遠に思えてる 残酷な日々すべて ああ いつ終わるの? 桜散る、校舎の裏 耳塞いだ 笑えるくらい 悪いことしてみたい。 ああ 僕の中にある全て ありったけ君にあげられたら 一人でいる強さ 痛みわかる優しさ 汚れた声に掻き消されても 好きなら好きと言って 宝物抱きしめて もう 離さないで。 奇跡なんてないよ 生きるしかないよ ここで会えるまで ずっと待ってる。 震えた指、握って 雨上がり見上げて ああ 笑えるまで。