棧橋に停泊る船の灯 霧の闇にじませ コパカバーナの夏のまぼろし 青く映してる 耳に当てたラジオに雨さ カルロス・ジョビンかすれて響くね ひとり君を置き去りにした街 心だけ帰ってく 音の無いカーニバルのパレードが 過ぎるよ lpanema Girl 「平気だよ…」って指笛鳴らしたね コパカバーナに架かる ガラスの虹が壊れてく パームツリーの影落ちた背中を 抱きしめると哀しく薇笑ったね 君ひとりを選べなかった… あの時がいま重すぎる 流されるボートから 君を呼んでいるよ Ipanema Girl 涙の跡を爪先で隠した Ah Ipanema Rain 霧が想い出静かに閉ざすよ Ipanema Girl 煙る水平線立ち尽くしたままさ コパカパーナに ガラスの虹が雨に壊れてく lpanema Rain