望んでもないのに僕ら こんな時代に産み落とされ 産声上げたその日から すでに孤独を背負い生きている 友達、家族、恋人… その中に居場所を探すけど それすらも見当たらなくて 僕は何処なんだ? “何だか寂しいのは 温もりを知ってるから”だなんて そんなら最初から何ひとつ 知らなきゃよかったよ この世界で一人ぼっち そうだ誰もが一人ぼっち ここにいるんだって 声を枯らして泣いている あの頃の僕らはきっと 愛されて産まれてきたんだ 思い出させてよ 例え痛くてもいいから 今すぐ 深夜のTVモザイクの 向こうで誇らしげに少女が言う 「手首に刻んだ傷こそが 私の存在証明」 “神様助けてちょうだい” って何度も祈ったけれど あなたは 歴史上最大の傍観者 未だ行方知れず この世界で一人ぼっち そうだ誰もが一人ぼっち ここいるんだって 声を枯らして泣いている 生きるための希望は無くて 死ぬほどの絶望も無くて だから永遠に この地球(ほし)で迷子なんだろう 進化の過程で 僕たち人間は 器用になり過ぎて この手で色んなモノを奪い 壊してきた これが望んだ世界かい? 夢見た未来かい? 早くここから救い出して でもね… 二足歩行になった理由(わけ)は 誰かを抱き締めるためだと言って 自分で自分傷つけるのは 本当は悲しい事だと叱って 神様たとえあなたが 僕を全否定しても 僕は信じてみたいんだ 人の心にある温かな場所を この世界で一人ぼっち そうだ誰もが一人ぼっち ここにいるんだって 声を枯らして泣いている 誰かに見つけて欲しいんだ 誰かと繋がりたいんだ 出口は無くとも わずかな光を探してる 今でも