終わらない真っ白な川の中をいつものように お決まりの合図出して泳ぎ回る滲む黒い文字 嗚呼 また始まった 小さい炎がゆらゆら揺れている 群がる虫のように 集った顔無き旅人がそっと火を焚べる 燃え広がれ さあ踊れよ輪になって Through the night Through the night でも本当は逃げたいんだ つまらない つまらないから そっと連れ出してよ 本当の音を 声の無い世界 新しい世界へ 意味なんていらない 新しい世界へ 声の無い世界 いつか行けるかな 即席の愛情を振り撒いて散ってった枯れた言の葉 お気に入りの優しさに沈み込み腐る赤い花 嗚呼 きっと僕らはずっと同じように日々を使い回す 笑いかけるように腐った優しい毒を吐く 僕は目を伏せる さあ歌え向かい合って Through the night Through the night でも本当は消えたいんだ 見たくない 見たくないから もっと寄り添ってよ 本当の心 愛の無い世界 新しい世界で 愛の無い世界 僕は一人で 生きて行くんだ さあ踊れ夢の中 Through the night Through the night さあ歌え一人だって 構わない 構わないから そっと連れ出してよ 本当の音を 何も無い世界 変わらない世界で 鳴らし続け 歌い続けたら いつか笑い合える そんな夢を見たんだ