半世紀の旅を書き連ね 心の隅にしまって今日を過ごす 昨日犯した罪を見つめたら 遥かな過去に浮かべて今日を生きる 数え切れない悲しみを 超えた先にあるものは 幸せなんかじゃなくても 僕は生きていく 頼りない背中だけが か弱い僕の道標だったから あの日の僕のために 力強く輝いていたいのさ そういつまでも忘れないと 誓ったあの約束 今でも心の中どんなときも 響き渡っていくよ 遠い世界の果てを夢見ては 僕の脆い心が邪魔をする 強くなれないことに苛立って 未だ弱い自分を愛せない だけどそれは過去の話 僕の目は今開かれた 僕は僕のやり方で 明日を生きていく さよならのその先へ 恐れないで突き進んでいくのさ 昨日の僕よりも少しだけど 大人になれたから きっとこの先で僕を待ってる 全ての物語は どんなに悲しくてもいつの日にか 輝いて見えるはず 数え切れない悲しみも 抱きしめて前に進もう どんな明日を迎えようと 僕は生きていく 頼りない背中だけを 信じてきた幼い日の思い出 あの日の僕ならば今の僕は 輝いて見えるかな そうこれからもこの世界は 廻り続けるのだろう そしてきっと僕は今よりも ずっと輝いていれるかな ずっと輝いていたいのさ