呼吸も 聞こえる距離で 絡まり、確かめあってさ 息遣いも、馴染んで ⾼まり、ペースを乱すわ ベルが鳴り響く部屋で 些細な⾳で、苛⽴って すぐに、消えてなくなって 重なりあって、そのまま奪って 裏切ったのは、悲しい⼼だった 呼吸が、聞こえる距離で 溶けてく、シーツを掴んで 濡れた体、軋んでた ペースを乱してく 鳴らないはずのベルが 記憶に、残っていてさ 5 秒前の、あなたの声が 囁いて 重なりあって、そのまま奪って、 悲しい⼼で、裏切られたのは いつからか君、遠くの街に、 逃げるようにさ ⼆⼈の想いは、空に溶けた、 壊れてく⽇々、 背けた両⽬坂の上から 肩透かし、頬を指す あの乾いた⾵の様に 不確かな⽇々が、当たり前に、 重なり合って、愛していた