孤独に滲む夜空 いくつ眺めてきただろう 今日も答えは迷子だ だけど見上げていれば 箒(ほうき)星(ぼし)にも 遭(あ)うんだよなぁ このまま一所(ひとところ)に いれもしない 想いも寄らない 歪(いびつ)な運命でこそ 巡り逢えたことばかりなんだ 「どうしろって謂(い)うんだ?」 もう一度 この胸 夢を懐(いだ)いてしまったんだ 月明かり灯した午後九時 不器用な手と手 さらり触れて 真心に奏 現在(いま)までの 涙の色彩(いろ)さえ 変えてしまいそうさ その笑顔の輝きに 敵(かな)いそうもない 想い合うすべてで 今日も天体は廻る 耳を澄ましたなら 夜明けが聞こえそう