髪を乾かす時間を好きになれたのは 君の隣に寄り添えて嬉しかったから 愛に怯えて今更恋をしたなんて 言えないけれど 癒えない傷も 少しぐらい触ってみてよ 何もない日々もあなたとなら 生きていける 生きてあげたから 何気ないことで満たされたら もう何も要らないのに 誰にも知られたくないけど あなたはわかって欲しいから 聞いて 痛かったよ 辛かったの 苦しくてさ あなただけが救いなんて 重いかな それでも傍に居てよ 濡れた髪から落ちた雫が愛なんて 気づけないまま 床に溜まっていたから あなたを失うその前にさ ちゃんと乾かしていたら 何もない日々もあなたとなら 生きていけた 生きてあげるのに 何気ないことで満たされたら 何も要らなかったのに それだけだよ