読みかけの本 続きを読まないまま捨てた 一軍の靴 心ごと擦れて捨ててしまった どこか分からないさ、今は 歩いた道を振り返り立ち止まった 君は残したままのコーヒーカップ 見つめて笑った 記憶の角にある気持ち そこにあるわたしの エンドロールを見つめてる 誰のためでもない 君はどこまでも進んでいく 23歳、憧れの街に消えた花は 相も変わらず わたしの心に咲いてしまった 明日また会えたら 未来のわたしを見つめてる 春の風を待とう 君はどこまでも 明日また話そう ひとり 夜に包まれてる 長い旅 瞬く 君をいつまでも探してる