シケった醜気の歓楽街の端の端 強がったパーラメント 見世物小屋をぼかしてる 奇っ怪なケムリを吐く客 枝は揺蕩ってる 不憫なギャルソンは 伏目がちに立って 今日も夜 最低の曲で揺れるアレは綺麗さ 盛った時間に はだしのlady 聴き慣れないブギで踊る 不安定な板の上で 誰も観てないステップをミスして 笑う ハロゲンライトと N-10のボヤけた境界 漂う塵埃が見える、消える 明日も夜? 回転の垣間に見えるアレは綺麗さ 盛った途端に はだしのlady 聴き慣れないブギで踊る 不安定な人らの上で 誰も見えない誰かにキスして笑う またヘタな皮肉を炙り ダルマで流し込む 安っぽい派手なフリルも 色客に応える笑顔も ケバケバしい乙女の虚勢も 悪くはない 傷んだモノは脱いで はだしのlady 鳴り止まないブギで踊る 不安定な板を蹴って 誰も観てないステップを ミスしたって はだしのlady すべてお構いなしで踊る 「エンターテイナーはここにい る」って 誰も合わない瞳は夢を見てる