金と魂の漂流

歌詞

ルシファー 「マモン…これが 最後のチャンスだ」 マモン 「……」 ルシファー「5秒数える」 マモン 「……」 ルシファー「5、4、3…」 マモン 「ふん！」 ルシファー「あっ！どこへ行く！」 マモン 「ハッハッハッ…」 ルシファー「いい加減に…」 マモン 「ハッハッハッ…」 ルシファー 「貸した金を返せーーー！！！」 ルシファー「待てー！！」 マモン 「逃げてるんじゃねぇよ！ 今、返す金を取りに行ってんの！」 マモン 「この部屋にあんだよ！」 ルシファー「嘘をつけ！！」 マモン 「はい、借りてた3万グリム」 ルシファー 「えっ！?本当に返してきた…」 マモン 「だから、言ったじゃねぇか」 ルシファー 「うん?…なんだ? 何か妙な力を感じる…」 マモン (ルシファー) 「なっ…どういうことだ…? 目の前に…俺がいる」 マモン (ルシファー) 「これは…マモンの体?」 ルシファー (マモン) 「あれ? 俺がマモンなのに、 マモンが目の前にいるー。 そしてマモンが ルシファーになってるー」 マモン (ルシファー) 「まさか…俺とマモンが入れ 替わったのか！?」 ルシファー (マモン)「わーホントだー」 マモン (ルシファー) 「白々しいぞ、マモン…というか、 ルシファーというべきか。 仕組んだな！?」 ルシファー (マモン) 「うわっ！ なんかよく見たら、 この部屋に敷いてあるのは、 中身が入れ替わる魔法の絨毯だ！」 マモン (ルシファー)「くっ…こいつ…」 ルシファー (マモン) 「で、俺のこの手元にある、 つまりルシファーの体が 持っている3万グリムは、 ルシファーのもの。 てことは、俺のものか！ よし、 これ持ってカジノでも行くかー！」 マモン (ルシファー) 「おい！待て！それは俺の金だ！」 ルシファー (マモン) 「え?マモンの? 違うよな、 これはルシファーの金だよな」 マモン (ルシファー)「いや、まぁ…」 ルシファー (マモン) 「じゃっカジノ行ってきまーす」 マモン (ルシファー) 「いやダメだ！俺に返すんだ！」 ルシファー (マモン) 「だから今返したら、 マモンのお金になるだろーが」 マモン (ルシファー)「くっ…」 ルシファー (マモン) 「あんだけ、 マモンに金を返せ返せって 言ってたのにぃ?」 マモン (ルシファー) 「こんな時だけ、 知恵が働くやつ…」 レヴィアタン 「ちょっと何ぃ?騒がしい。 ゲームの邪魔なんだけど…」 ルシファー (マモン) 「あっレヴィ、 今ちょっと 部屋に入ってくるのは…」 レヴィアタン 「うん?なにー」 ルシファー (レヴィ) 「え…?うわっ僕がいる。 僕の前にレヴィアタンがいる…。 えっ、ちょ、ちょっと待って、 これ、ドッペルゲンガー?」 ルシファー (レヴィ) 「あぁっ！ 僕がルシファーの 体になってる！?」 マモン (ルシファー) 「今はレヴィアタンが 俺の体の中にいるのか…そして、 俺はマモンの体の中」 レヴィ (マモン) 「んで、 俺はレヴィの体んなかか…」 ルシファー (レヴィ) 「うん? なんか手にお金を持ってる…」 レヴィ (マモン) 「あっ待て！それは俺の金だ！」 マモン (ルシファー) 「いや俺の金だ、レヴィ。 見た目がルシファーのレヴィ。 それは中身が ルシファーの俺の金だ」 ルシファー (レヴィ) 「えーっと…僕のお金だね」 マモン (ルシファー)・ルシファー (レヴィ)「え！?」 ルシファー (レヴィ) 「ルシファーの肉体が 握ってたお金なんだから、 その肉体の今の持ち主である 僕のお金でしょ?」 レヴィ (マモン) 「何だその無茶苦茶な理論！」 マモン (ルシファー) 「いやお前もさっき 言ってたからな」 ルシファー (レヴィ) 「よーし！ このお金で花ルリたんの新作 フィギュア買うぞー！」 アスモデウス 「ねぇ、 誰か僕のシャンプー 勝手に使ったでしょー」 マモン (ルシファー) 「なにっアスモデウス、ダメだ」 アスモデウス 「えっなになに！?」 ルシファー (アスモ) 「うわっ、え！? 目の前に僕がいる…え！? …美しい…。 いや、ちょっと待って…。 僕は…ルシファー…になってる…。 じゃあ入れ違いで僕になってる 人がいるってこと…！?」 ルシファー (アスモ) 「羨ましい！ 僕になれるなんて良いなぁ～、 うん?でも何か手に持ってる…。 お金だ！これはこれでラッキー！ だってこれ僕のお金だもんね！」 レヴィ (ルシファー) 「飲み込みが早いな！ …って言っている俺は… レヴィの体へ移ったのか」 アスモ (マモン) 「クッソー！ 俺のお金なのにー！！」 ルシファー (アスモ) 「あっマモンが 僕の美しい体の中の人！? 良かったねー」 ベルゼブブ 「デビルマヨネーズがないんだけ ど、誰か知らない?」 アスモ (マモン) 「あっベール！」 ベルゼブブ 「うん?何だ?」 ルシファー (ベール) 「えっ俺の体が、 ルシファーに…3万グリムゲット」 レヴィ (マモン) 「早い、飲み込みが早過ぎる！！」 ベルフェゴール 「いや、そのお金は…」 アスモ (レヴィ) 「ベルフェ！」 ルシファー (ベルフェ)「僕のだ～！」 アスモ (ルシファー) 「ベルフェ、お前まで…」 ベール (マモン) 「あぁもうこれは確信犯だろ！」 サタン 「名推理を発揮できる 事件はどこだ～」 ベルフェ (アスモ) 「サタン！」 サタン 「あ?えっ?この音は何だ? 事件か！?」 ルシファー (サタン) 「え…俺の体が、ルシファーに！? ふざけんなぁあああああ！ 3万グリムゲットぉおおおお！」 ベール (レヴィ) 「怒りと喜び、同時爆発！」 ルシファー (サタン) 「クソォ！ この最悪な体で3万グリム 使ってやるうぅぅ！」 アスモ (ベール) 「うわぁ、ルシファーが暴れてる」 ベルフェ (ルシファー) 「いや、あれは俺ではない、 サタンだ」 アスモ (ベール) 「そうか、で、俺は今誰だっけ?」 ベール (レヴィ) 「知らないよ～！」 レヴィ (アスモ) 「元の超絶ビューティフルボディが 恋しい！」 マモン (ベルフェ) 「もうどうにかしてよぉ！」 ベルフェ (ルシファー)「いや…」 ルシファー (サタン) 「クソー！ このまま一生入れ 替わったままなのかぁ！」 ベルフェ (ルシファー) 「この部屋から出れば 良いのでは…?」 アスモ (ベール) 「あっ…」 ルシファー (サタン)「確かに」 ベール (レヴィ) 「ナイスアイデア！」 レヴィ (アスモ) 「さすが！…えーっと…誰??」