愛している 幸せだよ 用済みのまま信じ 続け 軽んじては 誦じては 未だ頭の中 居座り続けた 旬はとうに過ぎてる そんなことわかってる 迫り来る木枯らし 君は一つも悪くなんてないのに 嵐は体に囁く このままじゃダメなんだと 悲 しみ すらも追いつかぬ 手遅れな今日も明日も 憧れてた 焦がれていた ウブな心 で いたかった 終わらなきゃな 終わらせなきゃ 嵐の囁き 北から一吹き 旬はとうに過ぎてる 林檎は食われぬまま 一瞬で地におちた 僕は一欠片も腐っちゃいないから 寒い日は過ぎて 花の季節の中 僕だけ震えてる 死ぬまで来ない 雪解けを待つ 嵐は形を変えて 僕達を翻弄する 次の 季節 こそ僕は君と清く正しく愛すよ 届かぬ願いならば 土に空に あるべき場所に還すまでさ 愛していた 幸せだな 僕は来た道を 振り返る 今度こそは 今度こそは 僕とは会わずに どうか幸せで