環状線外回り 薄暮れの大花火 枯れることのできぬ想い 苛烈極まる物語 感謝できない現代 乾燥しきった時代 妄想ばかり 想像ばかり 本当のことは 見て見ぬふり あの日 あの時の記憶は 川に 流して見失い 旅立つ鳥も 知らぬまま 夕焼けの空 風だけ吹いてた 痛み 嫌味 如何に 明かりで誤魔化す 辛い感情を悟られぬように 妬み 僻み 嫉み 闇に押し込める 簡単な道のりもlonely 怒り 悲し 徐々に 脳裏に焼き付く 本当のところは不本意 虚し 寂し 夜鳴き それでも続ける もう誰も失わぬように 僕らにとっては 平穏な日々でも 誰かにとっては 運命の日々だ あの日 流した涙は ある日 突然奪われた 赤い 血と共に流れた 思い出も僕ら踏み躙るのか 坂を転がるように 惰性で生きる 空っぽなのは時代の せいか 確かめながら あの日 あの時の記憶は 空を伝って 回ってた 脳裏をよぎる 悲しみは 夕焼けの空へ 遠くの空まで 決して無駄には まだ見ぬ君へ