幽霊みたいな夏でした 大きな声で叫びたくて 何をしてでもなんとしても 一度だけでも触れてみたい 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 幽霊みたいな夏でした やりたいことも特になくて ただひたすらに扇風機と 向き合ったまま返事を待つ 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく 傘が無いから走っていく どこにも行けないよ 雨が降ってるから 風邪をひいちゃうよ それでも変わって変わって変わって 行き先も告げずに 名前すら知らない 気付けば空は晴れて ああ夏、夏なんだな