あれからどうした? 昔の俺は足元だけを見て歩いてた 誰よりも真面目に 誰よりも一人で ある日突然叫び声が聴こえてきて あたりを見回すとみんなが 空を指差してる、そしたら 高層ビルの最上階から 君が落っこちてきた 俺に向かって一直線 君の顔を一目見て俺は 死神やー!って叫んで 世界がスローになって 俺はすぐに虜になった あの時はどうしても 認めたくなかったけど 全部俺の自己満足やったんやろ 俺のやり方も俺が我慢してたことも 人間関係も何もかも全部 何もかも全部、何もかも全部! 今からどうしたい? 今からどうしたい? 結局どうしたい? 東京にないもの 東京ではできないこと 悪臭の原因はそこ! 東京に この国に アメリカに それぞれあちこち囚われて みんなこの街を勘違いしてたし 俺は人以上にそれに ぶら下がってたと思う みんなが普通に 通り過ぎることでも俺は 一回一回つまづいて、 どっぷり浸かって、 誰より深く調べ上げてきた、今 俺だけがこの街の 本当の姿を知ってるから みんなが残したタイムカプセルを 俺が全部台無しにして取り戻したる いつかこの街に本当の永遠を! お前はどうしたい? 本当はどうしたい? お前はどうすんにゃ あの頃お前はお前の頭ん中の俺と 勝手に喧嘩して その鬱憤晴らしに目の前の俺を まぁよー殴りつけてくれたな あの頃俺は頭ん中で ずーっとお前と喧嘩して 目の前のお前とは ニコニコ過ごしとったね お前は俺のそういうところが 嫌やったんやろ 重々それは承知してたけど どうしようもなかった ただ今思い返せば ホンマに怖がってたんは お前の方なんやろ? せやけどお前が仮想の俺に怯えて 現実の俺を殴りつけるたびに 仮想の俺が 現実世界に現れていったな んなこた身に染みてんにゃ 今になって周りがどう言って 慰めたって納得せん! この怒り、無力感が あの頃2人で埋めた タイムカプセルやんか な