Track by若山かずさ
貴方にあの女(ひと)を 逢わせたことが 恋の終りに なるなんて 皮肉なものです この世の中は 月の光が 湖に 影を落して 虫の音が 哀しさ誘う 秋の夜 涙にうるんでる 今宵の月を どこでふたりは 見ているの 今更みれんを 追い駈けたって 心みじめに なるばかり 貴方奪った あの女は 友達だから 苦しむの 貴方とあの女を 恨んだけれど 許す気持ちに なりました 愛して盡(つく)して 別れてゆくの 風に落葉が 舞う道で ひとり今夜も 思い出を 抱いて仰ぐの 涙月