あの日愛していたあなたはハリボテ 私本気だったの あなたの全てを照らせると 手を繋いだ街 過ごした夜 隠れて旅した列車の窓際 恋人みたいにはにかんだ日々も 綻んで今はもう くだらない一日 高嶺の花を気取って 私の気持ちもはぐらかして 知らないでしょう 眠れない夜 涙止まらない夜 隠して貼り付けた笑顔 張り裂けそうな胸 でもね 今 私幸せよ あなたといた時よりずっとずっと 味方がいるから 仲間がいるから 寄り添える人ができたから 今私気づけたの こんなにも愛されていることを ハリボテなんかに 夢中になっていたのがバカみたい もうさようなら くだらない毎日 私信じていたの 好きというその言葉 その意味を 電話越しの声 眠る前のそれ 隠れて交わした無機質な文字も 私 女にしたくせ 使い捨てにして 平気で噓を吐くあなた 愛してた バカにしないで 私弱くないから あなたみたいに逃げ回らないわ あなたのことどんな安値でも もう買いやしないわ 光 探していた あなたに似合う色をずっとずっと 私だけなのよ 胸を張れるけど もう二度とあなたのこと 照らさない 今 私幸せよ あなたといた時よりずっとずっと 味方がいるから 仲間がいるから 寄り添える人ができたから 今 私気づけたの こんなにも愛されていることを ハリボテなんかに 夢中になっていたのがバカみたい もうさようなら くだらない毎日