カーテンの隙間から差し込んだ光が 覚めない私の暗い部屋を照らしたの まだぼんやりしている 君の向かいでした線香花火 眩しくてちょっと熱くて 消えるまで見つめていた 不安に押しつぶされる朝も 塞ぎ込んでた夜も いつからか 胸のどこか君の声がして 不思議なくらい気持ちほどけてたよ 君のいた日々を思い返しては いつだって記憶が心に 触れてしまった あの日踏み出した小さな勇気に 今も頼っている私のことを笑ってよ 前髪を揺らすように 吹き抜けてく風が 何故だか心地よくて 少しだけ視界も晴れた 真っ新なノートが埋まって 買い直して あっという間に時間も過ぎて いつまでもそんな日々が 続くわけじゃないってこと 分かってたから君に伝えた 私の全てが他の誰かより 優れているかなんて 気にしなくても良いのかなって 涙溢れそうな気持ちも分けてくれた 君の優しさで満ちた思い出に 今も頼っている私のことを笑ってよ