夜の闇から 音もなく シンシンシンシン 降り積もる 六つの花 言われなくても わかります これが最後の逢瀬だと 白い白い白い雪が 格子窓に 落ちる 生木裂くよな 別れをあなた 針の音さえ 憎らしい いっそひとひらの雪になり この命 この命 消えるまで・・・ ♪ 紅い蛇の目を 染めるように ハラハラハラハラ 舞い落ちる 六つの花 知っていました 見送れば 消した未練が増すことを 白い 白い白い雪が 寒い胸に落ちる 追って ゆけない 愛しいあなた そっと伸ばした 指が泣く いっそ ひとひらの雪になり この涙 この涙 凍るまで・・・ ♪ 白い 白い白い雪が 夢の跡に落ちる 恋の紅糸 あるなら あなた すぐにこの手に たぐりたい いっそ ひとひらの雪になり この想い この想い 溶けるまで・・・