大人になったら 素敵なドレス ハイヒール おしゃれをキメて 腕をくんで歩きたい 私の幼い日の夢だった 今ではお互い照れるばかりね ねえ ほら 憶えている? あの頃と同じように 二人で手をつないで もう一度 歩いて しかられるたび 大嫌いよと泣いたけど 思い出の中 いつも守られていたの 誰かが私をさらう日が来て涙が こぼれそうになる時も いつでも大きな手で 抱き上げてくれたように 何にも言わなくても 優しさにあふれて⋯ どんなに時が流れ 一人で歩き出しても 心の奥でずっと その手を差しのべて ねえ ほら 憶えている? あの頃と同じように 二人で手をつないで もう一度 歩いて