通り過ぎてく 人の波に向けながら 叫んだ悲しみが いとも容易く 風に乗って消えていた むなしさだけを残し 路上に捨てた 安すぎたプライドには 未練はないけれど 時々なぜか酷く懐かしくなってる 地べたの冷たさを それでも 二度とあの場所には 戻れはしないのさ 今が好き ここが好き 踏み出した自分も こんな儚すぎる毎日の暮らしを 抱きしめたい 形なき想い 気持ちはいつも 言葉を超えているのに 気付けば傷付いてる しっかり泣いて しっかり笑っていれば 少しはマシだったの? それでも 二度とあの場所には 戻れはしないのさ 今が好き ここが好き 踏み出した自分も こんな儚すぎる毎日の暮らしを 抱きしめたい 形なき想い