打ち寄せる波の音に 慌てて靴を脱ぎ捨て 走り出した僕ら 自由の風に吹かれて微笑んだ 夕焼けの空に一つ はぐれた雲を見つけて 君が何処にも行かない様に 強くその手を捕まえた 何もかもが憂鬱に想えてた日だって 少しも無駄じゃなかった こうして君と出会えたから はぐれた心の破片を拾い集めて この胸に真実の花を咲かせよう そっと泪が流れてしまう時も きっと色づく日を信じながら そして僕らのセンチメンタルな 夏が過ぎて行く…… いつか話してくれた 夢の続きを僕に教えて ちょっと照れた君の横顔 今もまだ残っているから 子供みたい泣き明かした夜も 無邪気に笑ってた朝も 揺れ動く気持ちの全てを 受け止めて君を想ってる 僕ら互いに鏡の様に映しあって 確かめる様に重ねあう様に 二人の答え見つけていこう ふり返り寄り添う並んだ足跡 いつまでもこうして 君と歩いていたいから もしも暗闇に包まれてしまう時は 情熱の光を道しるべにして 出会いと別れを繰り返しながら 傷つけ傷つきあった日々を 失った物と手にした物に 戸惑いながら…… はぐれた心の この胸に真実の そっと泪が流れてしまう時も きっと色づく日を信じながら 砂に書いた想い出が さざ波に流されて もうすぐ僕らの センチメンタルな夏が 過ぎて行く……