口先でした指切りの 言葉が散らかってる この部屋君のあとが残っている 寝ぼけ眼擦る朝の匂いと 洗濯物をたたむ君の顔 またぼんやりと薄れてくの 分かっている 頭からつま先の間 大切な気持ち どこかの裏 声にすれば 分かり合えるわけじゃないから 僕の目が覚めたら君はいないこと わかってるフリをしたこと 古い歯ブラシが変わっていたこと 今になって気づいたとしても いつか忘れてしまうかなあ 思い出に変わってくなら 甘い退屈とぬるい幸せが 全てだったのさ 夢の中 浅い呼吸 波及 日々の中で 今じゃ何もないとこ 癖で見つめてまた困っている 冷えたベランダに当たる この陽だまりも 落ち着く空気だったような ただ 少しずつ剥がれてく かさぶたさえ愛おしくて 夜は明けてく 生活に飲まれてく いつだって同じで過ごした 時間のまま 壊れてしまった置時計が 大差ない僕を見つめている 情けないえくぼが笑った 僕の目が覚めたら君がいないこと わかってるフリをしたこと 古い歯ブラシが変わっていたこと 今になって気づいたとしても いつか忘れてしまうかなあ 思い出に変わってくなら 甘い退屈とぬるい幸せが 全てだったのさ 夢の中 冷蔵庫の中のものたちは 捨てらんないまま あたためもせずに2つずつ 今日も腐っていく 僕の目が覚めたら君はいないこと わかってるフリをしたこと 古い歯ブラシといなくなったもの あの生活と君のこと いつか忘れてしまうかなあ 思い出に変わっていくまま 甘い退屈とぬるい幸せが 全てだったのさ 夢の中 いつか忘れてしまっても 思い出に変わっていっても 甘い退屈とぬるい幸せが全てだった この夢の中 今はまだ