おもえば刹那の恋 いや、恋とも気づかずに 離れてからもう四年 未だに後悔が消えない理由がある 君に謝りたくて どうしても会いたいよ 「今さら」って 言われたって その言葉さえ欲しいんだ あの頃の僕じゃなく 今を見てくれるなら 胸を張って 「好きだよ」って 返せずにいたその四文字が 言えるのにな I really want to see you again あの夜に戻れたら… いや、さすがに不可能か。 それでもやり直したい 見違えるほど変われた 理由があるから 君がどこにいるのか どうしても知りたいよ 「今日こそ」って バカだな。って 街を見渡してばかり 頭にこびりついた 青い思い出たちに 「ありがと」って 言えたら…って 用意したセリフのメモだけ 増えるんだ 手間のかかった料理に ひとつの感想も言わない やってあげられたのは 一度のドライヤーぐらい 優しい君は 喜んでたね 余白の狭いメモに くり返された言葉 「ごめんね」って 「好きだよ」って その文字は最近濃いんだ 見返すと初めから 同じ文字数ばかり 敷き詰まった 理由はきっと せめて「さよなら」の四文字だけ 書けないように 書けないように