君の"さよなら"その4文字だけで 僕の心が半分消え去った気がした 余りにも長い蒼い春は その涙の上で息をしてたと知った 願わくば もう1度だけ 願わくば もう1度だけ 願わくば もう1度だけでも 僕の"ありがとう"その5文字だけの その無力さを君の表情で知った 頼りない希望をポケットにまだ 隠し持って過ごしてる 本当情けないよね 襲いかかってくるラブソング 美しいくせに無愛想な過去 終わりを手招きしているような 情を知らぬ沈黙 突然の泣き顔と現実 空気読めない名曲の予感 抱き締めたら潰してしまいそうな 君との日々 まるで花火みたいに そっと消えてゆく 君への想いがまた瞬いて 消えないで 消えないで 願えば願うほど色褪せる"蒼花" 永遠なんてないと知ってたけど 本当はずっと信じていたんだな それは君がいたから 君のくれた束になった手紙の 言葉たちが心を優しく抉った "いつかちゃんと笑えるよ" そんな宝石なんて 僕にはいらないのに "あなたならいつか 誰かと幸せになれる" そうだとしても そうだからこそ悲しいや 僕のいない幸せを君が選んだ事 愛せないままでいる これが悪い夢なら良かったのに 世界の終わりのその瞬間に 目が覚めて 手を繋いで 変わらないその寝顔が傍にあって "おはよう"と眠気眼をこする 君をいつも通り抱き締めるのに 枯れた花はもう咲けないまま 泣きじゃくるあの頃の僕らが 手を握って離さないんだ 愛を込めて僕らは僕らの手を 引き離したんだ まるで花火みたいに そっと霞んでゆく 君への想いがまた瞬いて 消えないで 消えないで 願えば願うほど色褪せる"蒼花" 永遠なんてないと知ってたけど この胸の中に顔を出した 「永遠」とゆう名前の 君との日々が咲いたよ