最後の電話は3時間 この世の終わりの幕開け ああ全部僕のせいだ 誰か僕を殺してくれ 誰よりも近くにいたのに 何にも分かっていなかった 終わった後の答え合わせは 見事に酷い結果でした 君を抜かれた僕の心は まるでジェンガのように 音を立てて崩れ去った その場で僕は泣き崩れた 素直になれなかった 僕はああだこうだ言ってさ 君が差し伸べてくれた手を振り 払ってた 好きの裏返しかな 好き過ぎて狂ってた 独りよがりだった僕が誰よりも 嫌いだ 累計で1年と4ヶ月 君で溢れた写真フォルダ 全部削除してみたけど 削除フォルダから消せない 誰よりも近くにいたのに 誰よりも遠くに行ってしまった すぐに返ってきてた返信も もう既読すらつかない 2人で過ごした場所で独り 記憶が視界を覆って ここにいない君を見つめてる 涙が視界を滲ませた いつかどこかで見かけたら 全部思い出しちゃうんだろうな ケロッとした君を見たら 悲しくなるだろうな 君を思い出して 忘れられなくなって 忘れようとするから また君を思い出してる 素直になれなかった 僕はああだこうだ言ってさ 君が差し伸べてくれた手を振り 払ってた 僕の弱さだった 君は優しかった 僕なんかよりいい 人はたくさんいるんだろうな でも僕といた時の方が幸せって 言ってよ 「幸せになってね」って 最後に言ったけど そんなこと思ってない 思えるほど強くない 他の人と歩く姿なんて 見たくないから お願い許してなんて 伝える術もないから この胸の痛みを独り抱いて 僕はこれから死んでいくの