Track by池田聡
遠い雲と 白い家並みの 景色の中 あてもなく心を あずけていた 街路樹から 色付き始めた 街角には ふたりの思い出が 待ちぶせしてる そう 永遠さえ 輝いてた一瞬(ひととき)さえ あの 夏の午後の 翳る空に 出会う時に 終る 人波には 抱きよせる肩も 今はなくて 君の姿 探している 失った自分に 気づいた ひとり そう 永遠さえ 輝いてた一瞬さえ あの 悲しそうに 笑う君の 瞳に溶け 消える 目覚めた朝 夢の中に 置き忘れた日々 時にいつか 追い越されて 失った自分に 向き合う ふたり