気怠い夜 最寄り改札を抜けて いつもの家路に着いたはずが なぜかどこか異国の地みたいでさ 嗚呼嫌になるね 願えば願う程遠くなるこの距離を 埋めようと手を伸ばせど届かなくて 貴方の見ている 世界に私がいないのなら もういっそ消えてしまえたらな いつかはこうなるってことも わかってたつもりだったのにな 困ったなでもやっぱりまだ 貴方が離れてくれないな 触れれば触れる 程わからないこの距離を 探れば探るほどに辛くなって 私の見ている世界には 貴方しかいないから 誰よりも近くで 誰よりも遠い 貴方は今何を思うのかな 2人の記憶が拭っても拭っても 全然消えてくれそうにないな 窓際咲いてたアネモネ花が枯れ 落ちてく 願えば願う程遠くなるこの距離を 埋めようと手を伸ばせど届かなくて 貴方のいないこの世界に私は何を 思うだろう さよならまた