ねぇ、夜が明けるまでは ずっと声が響くように 茜さす帰路に落とす 濁った影法師が揺らぐ 街の明滅が覆い隠す 何もかもすべて 「才能ないから」とか 「代わりは幾らでも」だなんて 諦める理由を探している 感情の上書きして 見せかけのヴェール纏って 平凡な夜が終わるのを恐れてる どうせ刹那なら 私の特別な人生 陽が落ちて暗闇に足をとられても 藻掻いて転んで神さまに 愛されなくてもいい 心の赴く儘に歌って 果てしない無限ループ 自問自答に答えはない 滲んだ月は全てを見透かしている 理想を募らせてみても 渇きを満たせるはずもない それでも賽は投げられたのだから 空白の波にのまれた夜 震える指 触れる光 邂逅とレゾネイト 不格好でもいいからさ 心の赴く儘に 私の特別な人生 陽が落ちて暗闇に足をとられても 藻掻いて転んで神さまに 愛されなくてもいい あなたに届くように歌うから 残光の中に瞬く星のように 私の特別な人生