貴方に触れていられるのは 今だけかもしれないと思う時が有る 悲しみに暮れない様に この詩に載せておくよ 例え この眼が見えなくとも 耳が聞こえなくとも 貴方に伝えたい言葉が有る もしも 手足も動かせず 口も利けなくとも 貴方に伝えたい想いが有る この愛が届ききっていないのなら 全身全霊で伝えたいんだ 息を吸う事が叶わない そんな日が来るとして 何を遺せるだろう 齢百も数えられる 保障など無いのだから 例え この眼が見えなくとも 耳が聞こえなくとも 貴方に伝えたい言葉が有る もしも 手足も動かせず 口も利けなくとも 貴方に伝えたい想いが有る この愛が届ききっていないのなら 全身全霊で伝えたいんだ 夜空眩しく私の体が 炎に焼かれ宙に舞っても 例え この眼が見えなくとも 耳が聞こえなくとも 貴方に伝えたい言葉が有る もしも 手足も動かせず 口も利けなくとも 貴方に伝えたい想いが有る この愛が届ききっていないのなら 全身全霊で伝えたいんだ 齢幾年生きるのか 解らないなりにも 生きてるうちに頭を使う だから 鼓動が有るうちの 私なりの答え 長ける愛を 詰めるだけ詰めて 二人歩いた道も 共に帰った部屋も 思い出を全部愛と呼ぼう くだらない笑いも 共有した涙も 素晴らしい日々を愛と呼ぼう この愛はきっと届いているから 幸せに 幸せを願って逝くよ 詰めるだけ詰め込んで 詰めるだけ詰め込んで 長ける愛を