桜の約束

歌詞

薄紅色を辿り 燻る景色は褪せて 振り返ることもなく 過ぎ去っていく幻 迎えたるは東雲 注ぐ朝日を受けて 始まり告げる 息吹と 結い上げ差す簪-かんざし- 覚えていて わたしの声 逢えない時も 共に或る 芽吹いた蕾は 巡り逢いし縁 繋ぐ ひらりひらり 舞い踊る 春風に 想いの花片 あなたへ 届くように 遥か遠く 奏で謡う日々よ 翳す掌 幾千の夢を紡ぎ 彩づきだす こころ 恋しさ 募るは 桜の約束 永遠の調べ 手を伸ばし 零れ落つ あなたの影を 求め 映し出すは 朧月 鳴らす靴音響く 忘れないで ひとりじゃない 寄り添う道標-しるべ- 傍に或る 切なさが溢れても 宵を駆け暁を目指す ゆらり ゆらり 燈るは 唇に 祈りの 言の葉 あなたの しあわせを つよく 願い 空へと満ちてゆく 重ね掌 闇夜照らす願い唄 こころ触れる花燈-ひかり- 愛しき 思ひ出 は 桜の約束 永遠の契り 泡沫の世に舞う花の 儚ささえも 抱きしめて 咲かせて 出逢いは運命-さだめ-と 咲かせて あなたとわたしの縁 巡り繋ぐ ひらりひらり 舞い踊る 春風に 想いの花片 あなたへ 届いてゆく 遥か遠く 奏で詠う日々よ 翳す掌 幾千の夢を紡ぎ 彩づきだす こころ 恋しさ 募るは 果てなき 愛しき 思ひ出は 未来へ あなたと結ぶは桜の約束 永遠の誓い