僕のかわいいあの娘の名前は 京子ちゃんといいまして 僕はあの娘の元気な姿を見ていると 勇気が出るのさ だから僕はあの娘の事が とってもとっても好きなのさ だから僕はあの娘の姿を ずっとずっと見ていたいんだ 僕のかわいいあの娘の名前は 京子ちゃんといいまして 僕はあの娘の顔から声から 全部が光って見えてしまうのさ だから僕はあの娘がいると とってもとっても気分がいいのさ だから僕はあの娘の事が とってもとっても好きなのさ 校舎の窓に写る夕暮れが 僕の心を真っ赤に真っ赤に染めていく だから だから僕はあの娘の事が とってもとっても好きなのさ 京子ちゃんは明日汽車に乗り 東北の町に越してってしまう だけど僕はあの娘の為に してやれる事といえば 遠くから見守るだけなのか 僕のかわいいあの娘の名前は 京子ちゃんといいまして 僕はいつも席変えで あの娘の隣になることを 期待してしまうのさ でも僕のそんな気持ちを あの娘は知ってるはずもないのさ 多分 あの娘は僕のそんな気持ちを 一生知らずに生きるのさ 京子ちゃんは今日の朝 汽車にのって転校してしまう 僕はあの娘の顔を少しでも見る為に 駅まで行くのさ 僕の心は本当に とってもとっても切ないのさ でも僕はあの娘に 別れの言葉をかける勇気もないのさ 汽車の窓辺に写る朝焼けが 僕の心を真っ赤に真っ赤に染めていく だから 頼む 僕の方を少しでも向いてくれないか 京子ちゃんよ 帰って来ておくれ 東北なんかに行かないで 京子ちゃんよ 僕はあなたの事が とってもとても好きなんだ 人間とはなぜ 生まれてくるのだろうか それこそさえも分からずに 僕は人間だけども 心が乱れてるのさ 分かっておくれ 僕は人間だけども 心が乱れてるのさ 感じておくれ 僕の言葉はあなたの胸まできっときっと届くから いついつまでも感じていたいのさ