頼れない夜の日 僕は宇宙だった 星に身を任せ 街から消える 眠れない月の日 君といたかった これは空想の話 ダメだな僕は 午後三時、見えなかった君 午前三時、霞だった君 こんなに待たせて、 どんなお気持ちですか 凍えそうだよ まるで冬の朝 頼れない僕自身 そうさせた僕がいけないから 何も来てないのに見た 携帯電話 ただ素直に 君といたいからって 言えばよかったのかな だけど もう時は過ぎたから 誰がそれを忘れさせてくれる 何もかも見つけられずに 漂う言葉を紡ぐだけ 何もない夜の日 眠りながら君を思い出す 僕はライターの火 君は輝く太陽 薔薇みたいな靴で溶かしてくれ 僕はただの家のない雀だから