雲ひとつない青空なんて 残酷じゃないか 完璧なもの 見せつけられたら 僕に逃げ場はない 普通に幸せな日々 何が不安なんだろう 親とか教師には充分 期待に応えたよ 「でも 本当はそんな ちゃんとできるような 僕じゃないんだ もっと僕らしく好きにやりたい どうすりゃ許して 貰えるんだろう?」 それならいっそ 警告なく夕立が降ればいい 隙間風 胸の奥 どこから吹くのか? いつの間に傷ついた 今日までの自分 寂しいって ため息になって口から出た 本音だけが少しずつ漏れてく Oh... 気づかないくらい Ah... 静かな力で Oh... 足を引っ張る 僕しか感じない微(かす)かな風 眩しいものをずっと見てると くらくらして来る 一瞬だけ目を瞑ればいいんだ 楽になるだろう 大した夢じゃないのに 見てなきゃいけないのかな そういうフリするだけでも 自分が嫌になる 「そう こんな僕がさ 変わってるって言われちゃうのは 納得なんかできやしないけど 世界はそれでも無視して回る」 それならずっと 僕のことは数には入れないでよ 隙間風 音もなく どうして泣いてる? 傷ついても 慣れたから 感じない 何も… 死にたいって 言ったらだめだって 自分で言う 当たり前がわからなくなってく Oh... 息をする度に Ah... 逃げてくものとは Oh... ずっと溜めてた こっそり吸い込んだ希望の空気 誰にも人に言えない 何か きっと 心にあるだろう 知らずに少しずつ 言葉になって漏れてる気がする どうせなら その穴を 大きく開いて この胸の わだかまり 風になって出てけ 隙間風 胸の奥 どこから吹くのか? いつの間に傷ついた 今日までの自分 寂しいって ため息になって口から出た 本音だけが少しずつ漏れてく Oh... 気づかないくらい Ah... 静かな力で Oh... 足を引っ張る 僕しか感じない微(かす)かな風