電話の向こうの君に 「大丈夫」って繰り返した 怖いと泣く声に 「大丈夫」しか言えなかった 歯痒くとも遠くから 出来る事は限られてて せめて君からの着信に すぐさま気付けるよう 心から祈ってる 無事でありますように 君のいない世界を 想像して息が詰まるよ なのにね それをね 代わってあげる勇気がない 情けないね あぁ本当に情けないね 例えばお互いの心臓を 取り替えっこしたとして そこに宿る君が 僕とぶつからないように この痛みは君とさ 繋がってたりするのかな それならもう消えないように 薬も飲まないよ 「心から祈ってる」 そんな綺麗事を並べ 目の前の現実から逃げ続けてただけ なのにね なんてね 次の言葉を探してる 笑ってよ あぁ全部笑い飛ばしてよ 僕に出来る事って何だろう? 僕に出来ない事って何だろう? 考えたってもう分からないや ただ君のずっと側に居たいんだ 心から祈ってる 無事でありますように 君のいる世界に僕は今日もいるよ 僕はね 僕をね 安心させて卑怯でしょ 「大丈夫」 心から祈ってる 無事でありますように 君のいない世界を想像したくないよ だけどね きっとね 貰った記憶があるから この鼓動が ねぇ君にも聴こえるかな